11月29日(水)広島県福山市にある神勝寺で体感型セミナー第2弾「禅と庭のミュージアム神勝寺で瞑想 座禅 写経 体験」を開催しました。あいにくの雨でしたが、21名のご参加を頂きました。
当日は、まず、洸庭(こうてい)にて瞑想を行いました。外から見ると形は船のようにも見えます。中は外からはまったく分からないのですが、シアターのようになっていて、参加者のみが感じられる、幻想的な雰囲気の中で瞑想を体験しました。
つぎは、大徹堂で座禅です。「機会があったらしてみたかった」という方が多く、この体験が楽しみに来ましたという話も。座禅は目を開けたまま組みます。斜め45度下を見て、姿勢を正す。この状態をキープするのは結構大変です。雨の音と鳥のさえずりしか聞こえない環境で、座禅を組みました。
午前のスケジュールは終了し、五観堂で昼食です。(座禅中は静寂の中おなかの鳴る音がかなり聞こえました)臨済宗の修行にちなんで四九日(四と九のつく日)に湯だめうどんを食べました。本当は修行なので、音もたてずに食べるのが正式なやり方だそうですが、説明を受けたあと、参加者のみなさんで声を掛け合いながらおいしくいただきました。外から見る五観堂には雨の中から部屋のあかりが見えるなんとも言えない暖かさを感じました。
午後からは非佛堂で写経を行いました。内容は、見本を見ながら般若心経を筆で書くものです。日頃筆で文字を書くことが少なくなっており、手に墨がつかないように書くことから難しかったです。
終わられた方から雨の中でしたが、周囲を散策頂き、最後に含空院という場所で、温かいお茶を頂きながら、本日の催事の意見の交換を致しました。
今後も会員のみなさまに参加して本当によかった、参加できなかった方にも、次の催事には参加してみたいと思って頂ける中国地域ニュービジネス協議会ならではの活動を継続的にしていきたいと思います。
(広島支部担当:石田洋一)
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