平成29年6月19日（月）岡山理科大学にて、今年2月の催事に引き続き、（株）YPYエデュケーションの土居マネージャーを招いて「類人猿性格分類を使った面接セミナー」を開催し、会員企業様から9社11名、岡山理科大学の学生41名の52名のご参加を頂きました。

本セミナーは、採用に苦労されている企業の方、これから受ける面接に不安を持たれている学生のために一石を投じようという企画です。
まず、参加者全員が類人猿性格分類分析により４分類（チンパンジー、オランウータン、ゴリラ、ボノボ）に分かれました。
次に1チームに４分類がなるべく入るようにチーム分けを行い、面接官役と応募者役に分かれ模擬面接を行いました。
面接官は採用したい人材をイメージして、相手が希望する人材か見極めるための質問を投げかけます。
応募者は、相手の意図することを知るためしっかり相手の質問を聞き取ります。
（ワークショップでは、面接官がキーワードを決め、応募者がそのキーワードを当てる、というものです）
4分類の個性をうまく引き出しながらの質疑応答はなかなか難しいようでした。

模擬面接で全員が、面接官と応募者を体験した後で、みな相手のことをおもんばかった質問が多かったのが印象的でした。面接官といろいろなことを話そうとする雰囲気づくり、双方の思いのくみ取り方などは、言葉のやり取りで相手に伝わるものだと思います。

アンケートでは、企業の方は、目的に応じた質問のチョイスや流れの大切さがわかった、学生は、聞くことの大切さを改めて感じた、などの意見が多かったようです。

弊協議会では、今後も「面白く」て、「ためになる」企画を考えて実行していきたいと考えています。弊協議会の企画に対していろいろなご意見をお寄せください。お待ちしております。

※岡山理科大は今年4月に経営学科が開設されました。「新しい価値の創造には、文系、理系は関係ない」をコンセプトに、企業とコラボする試みを積極的に行っています。